2018年2月4日日曜日

霊磁力 前書き

 霊磁力
 

 
2002年のクリスマスに東洋出版から出したものです
諸事情から2刷が出ないまま15年も経ってしまったので、
HPにアップしました(それが消えてしまったので、こちらに転載を始めます)

もちろん、お金など要りませんので、ご興味があればお読みください

暗いことが多い昨今ですが、
希望の鐘を鳴らす本だと考えます

霊磁力を集める

霊磁力を集める

別に特別な体験、神秘的な事件が起きなくても構わない、とお考えになる方もいらっしゃるでしょう。

気持ち悪いと思われる方もおられるかも知れません。
しかし、幸福になりたい、幸福でいたいと思われる方は少ないのではありませんか?

 このページに辿り着かれたあなた、このHPはあなたを選びました。

そして、霊磁力を集めることを薦めています。

どうか、実験してみてください。

難しいことではありません。
まず、身の回りから始めることです。

霊磁力のエッセンスはI、愛です。

 愛は見返りを求めません。

太陽はあらゆる生き物を生かせるために、今日も休まず燃えていてくださいます。
海の水を雲にし、大地に雨として運び、その光で植物をはぐくみ、私たちを暖めてくれます。
しかし、お返しを要求したりはしません。
本当の愛は、見返りを求めないのです。

ですから、まず、あなた自身を愛してください。
体をいたわってください。体に感謝してください。

 次に、あなたのご家族を大切に思い、言葉にし、行動に表してください。

それが終われば身の回りです。

空気に感謝してください。

誰もいないところで有り難う、と声をかけるのもいいかも知れません。

今、あなたの身の回りにあるもの、大切にしてください。

引き出しを開けてみてください。
使われなくなった文房具、その他いろんなものが見つかるはずです。
道具は使われるために生まれてきました。
おもちゃは遊んで貰うために生まれてきました。
洋服は着て貰うために生まれてきたのです。

そんな、小さなものが出番を待っています。
全てが生きており、意志を持っているのです。

「ものを大切にする」それに尽きます。
ご自分のアイデアでいろいろやってみてください。

アイデアは無限です。

そして、外に出たら、あらゆるもの、あらゆる生き物、あらゆる人にいとおしみのこころで接してください。

私は、こんな事をしてみました。
安倍晴明神社で買った、珍しい水晶のお守りがあります。透明とピンクの球がひとつずつ。
もう、買って一年になりますが、その間、いつも持ち歩き、綺麗な風景があれば袋から取り出して風景を見せてやり、温泉に行けば、一緒に風呂につかります。
「長い間、地面のなかで寒かっただろう?さ、暖まりなさい」と思いながら。

おきつねさまの写真を伏見稲荷まで持っていったのには訳があります。
多くのおきつねさまのいる風景、ひょっとしたら生まれ故郷を見せてあげたかったのです。

さて、もう、おわかりになったと思います。
あほらしい、と感じられた方もおられるでしょう。

ものに感情があるものか、とお考えになったかも知れません。

でも、一人でも多くの人が霊磁力をきれいに並べることによって、この国は、この地球は変わるのです。

少なくとも、私はそう信じています。

最後に、ラブロックの「ガイア仮説」をご紹介します。

「地球という惑星を宇宙規模で見たら、複雑な調整機能を持つ、一個の生命である。」 

小さな奇跡たち

小さな奇跡たち

2001年に私の周りに起きた小さな、しかし私にとっては大きな奇跡達をご紹介しましょう。

 友人を車で訪ねたとき、到着と同時に友人の乗る車が前にとまり、びっくりしたことが3回ありました。

 また別の友人に電話をかけようと思うと、向こうからかかってきたことが10回はありました。

 磁力の事を気にかけていると、友人からある方を紹介して貰い、ご自宅に伺ってみると、強力な磁石を見せられ、これを水道管に取り付ける仕事をしています、と告げられました。

 娘に知り合いから磁石が送られてきました。2度も別の人から。

 天神さん「天満宮、菅原道真を祀る」が気にかかるようになり、大阪の天満宮を詣ると100羽ほどの鳩が私にめがけて、低空飛行でまっしぐらに飛んできました。
幸いぶつかることはありませんでしたが、頬の横をかするように多くの鳩が過ぎ去っていきました。
「火雷天神」と道真が呼ばれており、なくなった後、祟り神としてあちこちに雷を落としたりしたこともそのころ知りました。

 サイパンの近くの小さな島に20年ぶりに訪れましたが、どうしても虹の写真を撮りたく思っていました。
支配人の「乾期だから無理でしょう」という言葉にもめげず、自信満々で心待ちにしていると、帰る朝にスコールがあり、しっかり撮すことが出来ました。

バードサンクチュアリでは、羽が1メートルはあろうかという野生の鳥が手の届く距離まで寄ってきました。

 夏に北海道旅行にフェリーに乗って車で行ったときのことです。
 フェリー乗り場がある舞鶴まで走っている途中、ずーっと雨だったのが、娘が車のなかでてるてるぼうずを作ってすぐに晴れてきて、15分ほど狐の嫁入り状態が続いた後、綺麗に晴れました。

 2年前に伺った富良野のファームインに3泊しましたが、滞在中に裏の畑の向日葵が開花し始め、ついには美しく満開になりました。

 霧の摩周湖をじっくり見たくて湖近くの宿をとりましたが、一日目は晴れでばっちり見え、二日目は霧でした。支配人曰く、「お客様が見える前、天候が悪く、一週間は全く見えなかったのですよ。ラッキーですね。」

 北海道旅行中、天候があまり良くなく、大雨が降り、雷が何度も轟きましたが、必要なときには晴れてくれました。

 11月に一人で札幌に行きました。友人を訪ねる為でしたが、北海道神宮に行きたかったのです。
神宮には行きましたが、神社の資料を読んでると、なんと泊まっているホテルの真ん前が最初に神宮があったところだと解りました。
その友人とは、エアポートライナーが札幌駅に着く頃、携帯で連絡を取り合おう、ということになっていたのですが、早く着いたので、とりあえずホテルに直行しました。
間違って、ティールームに迷い込んだと思うと、コーヒーを飲んでいる友人が私を呼びました。

 娘の7歳の誕生日には、家の中に小鳥が舞い込んで来ました。

 娘がとっている新聞で、雨と虹ときつねが登場し、「雷は今までずっとひとりぼっちだった。ともだちができてうれしい」と雷が泣く、という話がのっていました。

 大阪市立美術館に「天神様の美術」を見に行ったのですが、娘がどうしても公園の噴水で遊びたいというので遊ばせました。後でその場所が、道真が流されたとき、風待ちした所だと解りました。
ちょうどその時間、雅子様がご出産されました。

 12月、札幌に雪遊びに家族3人で行きました。
札幌の南の駅からタクシーに乗ったのですが、去年同じ所から乗ったのと同じ個人タクシーで、もちろん同じ運転手さんでした。

また、雪が街灯の光を浴びながら降ってくるシーンを撮りたくてカメラを持っていったのですが、久しぶりの雪(友人曰く)のおかげで、ばっちり撮れました。


 2002年 1/2 箕面で炎のおきつねさまを撮りました。

1/8 詩と写真のホームページ「神々の詩」が完成。アップしたとたん、雪が降り始め、すぐに晴れ、快晴になりました。その日は全国で大荒れ、雪や大風や雷が轟いたのです。

1/23 前から龍神村へ行きたい。刀鍛冶の仕事が見たい。と思っていたら、NHKで龍神村の刀鍛冶を紹介していました。

1/24 生体マイナスイオンを通電する体験会場が家の前に出来、2ヶ月ほど体験しました。

1/26 箕面の神社に炎の写真をプリントして納めに行きました。
宮司さんにとても喜ばれ、「納めさせていただきます。有り難うございました」と言われました。

1/30 伏見稲荷へおきつねさまの写真を持ってお詣り。社務所の方から写真を伸ばして欲しいと依頼を受けました。帰ってくると、娘が教科書を宿題で読み始め、「こぎつねのコンちゃんと風船、ひまわり」のお話でした。
その晩、娘を寝かせる前にテーブルを見ると、「お月様はきつねが好き」という絵本が出ていました。

 さて、この辺でいいでしょう。

今、あなたがこの原稿を読んでおられる間にも、私の身には不思議な事が起こり続けているでしょう。

ニューヨークでのテロ

ニューヨークでのテロとアフガニスタンにおける戦闘

2001年、9月11日
ニューヨーク在住でなくとも、アメリカ人でこの日を忘れる人はいないでしょう。
日本でも、ちょうど夜のニュースタイムだった事もあり、2機目の旅客機が貿易センタービルにつっこむのをライヴでご覧になった方も多いでしょう。
私自身、そうでした。その後しばらくの間はテレビの報道ばかり見ていました。 このような事件が起こったとき、人々のこころに芽生えるのは、「なぜ?」という思いです。
日本での阪神大震災や地下鉄サリン事件のときと同じです。
 テロ事件前、アメリカは好景気に沸き立っていました。株価があがり、不動産があがり、億万長者が次々に生まれ、ものをどんどん買い入れ、家に入らないと倉庫を借りる、まるで日本のバブルの頃とそっくりでした。
「大丈夫だろうか、いつ、どうやって、この熱狂は終わるのか?」と危惧していた矢先でした。
 被害者のご家族の方には申し訳ないけれど、これもまた、地球を覆う、大いなる霊磁体の仕業であると私には思えてなりません。

ハリーポッターと陰陽師

ハリーポッターフィーバー

2001年に日本も巻き込んで、本に映画にと大フィーバーとなったハリーポッターですが、私が「ハリーポッターと賢者の石」を手にしたのは2000年11月6日の事でした。
この原稿を書き始める直前で、雷を意識していた時期だけに、みけんに稲妻の傷跡がある魔法使いである主人公、ハリーポッターはとても身近に感じました。
そして、題名にもある賢者の石。
霊磁力の凄さを感じさせますね。預言者の気分を味わいました。
 大人も子供も引き込んで虜にしてしまった、この不思議な物語がこんなにも社会に受け入れられたのはどうしてでしょうか。
次に触れる陰陽師ブームもそうですが、物質文明、お金さえあれば何でも出来る、幸せだという社会的価値観がそろそろ終わりに来ているからだと思います。
さらに、日本は不景気のまっただ中にあり、大企業に勤めていても明日は保証されない。
いや、既に退職を余儀なくされてしまった方も多いはずです。
世はこころを、神を求めています。

陰陽師ブーム

夢枕莫氏によって書かれた陰陽師の文庫本を手にしたのは2000年12月11日の事でした。
陰は-、陽は+、中国からわたってきた陰陽五行をもとに、日本で独自の発達を遂げた陰陽道、1100年もの前、平安時代に宮中を陰で支えてきた陰陽師、その頂点に立ったのが安倍晴明です。
印を結んだり、呪文を唱えたり、天文を見たり、式神を自由に操ったり。
とっても魅力的な人物ですが、ここまでブームになるとは思いませんでした。
NHKのドラマや映画にまでなったのですから。
 しかし、ハリーポッターにせよ陰陽師にせよ、本の読者や映画の観客はそれを現実として信じていない人がほとんどです。
ファンタジーにすぎない。にもかかわらずこのフィーバーぶり・・・
ひょっとすると、陰で霊磁力が働いているのかも知れません。
 実は、私の家から自転車で10分ほどのところに安倍晴明神社があります。
安倍は阿倍の起こりで、私の住む大阪市阿倍野区は安倍氏ゆかりの地として知られます。
そんな神社がそばにあると知ったのは本を読んだ後でした。
 2001年1月23日。訪れてみると、安倍晴明生誕の地とあります。
空高くそびえる狐の像は晴明の母親と伝えられる白い狐にちなんだものです。
小さい社ですが、お稲荷さんもちゃんと祀ってあります。
 そのころから今まで、風邪でもないのに咳がしょっちゅう出始めます。
周りの人も咳をしていることが多くなってきました。
こんこん、こんこん、と。
まるで狐の鳴き声のように。
 そして、ついにその瞬間が訪れました。
 2002年1月2日炎の写真を写そうと、箕面の神社を訪れ、本殿とお稲荷さんを詣でた後、持参した古い破魔矢や絵馬を境内のたき火にくべ、8枚ほど撮影しました。そして、現像があがってきたとき、そこに写っていたものは、紛れもなくおきつねさまの形をした炎。
皆さんもご覧下さい。
おきつねさま
 神道や古事記に詳しい出版社の方や、撮影した神社の神主さん、先日行った伏見稲荷の社務所の方も大変驚いておられました。
このことで、前からそうではないかと思っていたことが確信にいたりました。
狐の霊は確かに存在し、僕を晴明神社や伏見稲荷に導いてくれたのだと。
狐という名の、霊磁体。
神の遣い、眷属と言われますが、狐の霊にもピンからキリまであり、低級なものは人に憑いたり害をなしたりします。
この写真のおきつねさまは、由緒あるお稲荷様の遣いでユーモアと愛情にあふれ、強い力も持っているので高級霊に属し、読者の方に害をなすことはないのでご安心下さい。

一年経過

一年経過

2002年1月31日 14時04分
ゆえあって一年と一ヶ月、原稿を書くのをストップしていました。
その間に身の回りや世間では、驚くべきことが起こり続けました。
2001年の事件のなかで、あえて3つ挙げるとすれば、日本における安倍晴明の陰陽師ブーム、世界的なハリーポッターフィーバー、そしてなんと言っても9/11のニューヨークでのテロとそれに続くアフガニスタンにおける戦闘でしょう。
個人的には、年末あたりから長い間更新していなかったホームページを一新し、写真と詩のページを作ったことや、霊磁力の仕業としか思えない、いろいろな小さな奇跡たちが毎日のように身に起こったことです。
それらいろいろの事柄を書いた後、いよいよ霊磁力の纏い方についてお話ししたいと思います。

大晦日・新年

大晦日

今、2000年12月31日午後8:00です。
愛用のマッキントッシュ、コンピューターに向かって、この原稿を書いています。
今年も多くのことがありました。
霊磁力の力を特に体感した一年でもありました。その感覚は、ここ10年来、時々あったものですが、今年はことのほか多く、それ故もう、一人だけの知識としておいてはならないと考え、霊磁力の概念を世に出そうと考えました。
 私の今までの実体験や考え、感じたことなどを元につれづれなるままに書いています。
きっと多くの読者が、そう言えばあのとき・・・と思い当たることがあるはずです」。
単なる偶然だと簡単に片付けてきたもののなかに、物事の真実があったはずです。
思い出して欲しい。そして感じて欲しいのです。
さらに新たに体感し、全宇宙のこんがらがってしまった、霊磁力のバランスをとるために21世紀をいっしょに生きていって欲しいと、切に願っています。

新年


2001年1月1日 0時10分
21世紀が開けました。ついに。
昨年は2000年問題でいろいろ買い込んで大変でした。
今年はすんなりカウントダウンで新年を迎えることができました。
思えば、この一年、何度「今世紀最後の」という言葉を聞かされたことでしょうか。
21世紀は明るい世紀にはならぬであろうことは間違いありません。
それだけ全盛期に多くを消費し、破壊を繰り返したしっぺ返しを悔い、我慢を強いられることになるでしょう。
エネルギーや水を巡った新しい争いが起こるでしょう。
今こそ、自然と人類の調和が必要なときなのです。
そのキーワードは、霊磁力だと私は考えています。
霊磁力は不思議なことを引き起こす。
時には奇跡的なことも起こるのです。
今年、私が体験したことをいくつか紹介します。
皆さんもきっと体験することができるでしょう。
さあ、勇気を出して霊磁力の世界にふみだしましょう。